微動探査システム「地震eye」はどんな地盤調査ができる?
日本の建築技術は古くから制度の高い技法が多くみられますが、近年は建設業界でさまざまな技術が開発されて、それを生かして大規模な建築物が建てられたり、より住みやすい住居が建設されるなど、年々進化がみられます。
建物を建てる前の段階である地盤調査もそのひとつです。今回は、新しい地盤調査の方法として注目されている「地震eye」という微動探査システムについて、少しお話ししたいと思います。
地盤調査というと、多くの方がボーリング調査といった地盤を掘削するようなイメージを抱かれる方も多いかもしれませんが、最近の地盤調査では、地面を掘削することなく、短時間で調査を行うことができます。
そのシステムが、微動探査システム「地震eye」です。このシステムは、地盤の特性を推測するための調査方法で、地面を掘削しない、調査時に騒音や振動、排気が一切出ない、1カ所の測定が20分程度で終了することができます。
地震eyeの推測結果から、次なる地盤調査の方法であるSWS試験(スクリューウエイト貫入試験/旧スウェーデンサウンディング試験)などを選択することで、より詳しく制度の高い地盤調査ができるといわれており、また、地盤調査にかける無駄なコストを削減することもできます。
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