年々関心が高まる地盤調査とその方法
2011年7月に、とある不動産会社がおこなったアンケート調査によりますと
「震災後、住宅購入の際に重要視するようになった項目」において
84.5%の人が「地盤」と答え、2位の「建物構造(耐震性など」の77.4%を抑えて
もっとも多い回答となったそうです。
近年では、住宅を新築する際には、必ず地盤調査が行われるようになっています。
それは「住宅の品質確保の促進などに関する法律」および「住宅瑕疵担保履行法」という
法律が制定されたからです。
住宅に欠陥が出た場合には、施工者または住宅供給者が
10年間保証しなければならないことが
法律によって定められているのです。
これによって、軟弱地盤で家が傾いた場合でも「基礎の欠陥」として扱われ
施工業者は地盤調査をおこない、それをデータとして残すのが通例となっています。
建築物の地盤の調査方法は、主に次の3つです。
【1、スウェーデン式サウディング試験(SWS試験)】
もっとも多く用いられている方法です。
既存の住宅でも手軽に調査ができ、費用は3~5万円程度と
他の方法と比べると割安となっています。
ただし、土地の状態などで精度が異なるケースもあります。
【2、表面波探査法】
「点」ではなく「面」で調査をするため、地中の石などの影響をうけにくく
安定した結果が出る方法です。ただし、深い部分の調査制度は低く
費用はSWS試験の2倍近くかかります。
【3、ボーリング・標準貫入試験】
ビルなどの大きな建物を作る際に行われる方法です。
もっとも精度が高く、かつ深い部分の地盤をも把握することが可能です。
しかし、調査には時間を要し、費用も高額となります。
埼玉県春日部市にある「スズショウ建設株式会社」では
現在、①現場スタッフ、②施工管理技士、③重機オペレーターを
正社員として募集しております。
地盤調査は、方法によっては建築後でもおこなうことができ
将来的に安定した仕事量を見込むことのできる業種といえます。
詳しくはこちらよりお気軽にお問い合わせください。